2013年7月16日火曜日

ファイル共有サービス『CoreDrive』 レビュー

「ねこじゃらし」さんが提供しているファイル共有サービス「 CoreDrive 」を試してみたのでレビュー。

≪メリット≫
  • ブラウザ上で 様々な形式のファイル をプレビュー表示できる。
  • 期限やパスワードを設定して共有ができる。
  • ファイル別にメッセージをやりとりできる。
    これは少し斬新な機能かも。しかし、多人数でメッセージのやりとりが頻繁に行われた場合見辛くなること請け合い。
  • 専用Clientソフトが不要。全てブラウザより閲覧・アップロード可能。
    これは、DropboxやPogoplugなんかでも同じですね。 ただ、スマートフォンからの操作であれば専用アプリがあった方が操作性が良いと思います。
  • facebookアカウントでの共有が可能。

≪デメリット≫
  • (無料プランの場合) 1ファイルの最大容量に250MB制限が付き、
  • (無料プランの場合) アップロードファイル数の制限が50ファイルまで。
  • 通知メールがうざい。
    ボード(ファイルを区分するためのフォルダ的なもの)の 新規作成、リネーム、削除、ボードへの他ユーザーの招待、 招待のキャンセル、参加拒否、ボードからの脱退といった アクションでメールによる通知が行われる。 メールの振り分け設定で処理しておかないと すぐにメールであふれてしまう。 この設定は今のところ変更できない模様。
  • 現段階で、iPhone/スマートフォンの専用アプリがなくスマホでもブラウザからアクセスすることになるが、サイトを表示してみてもスクロールなどが不自然でかつ、表示崩れを起こす場面もあり使い勝手に少々難あり。

≪総評≫
現段階では、Dropbox, SugarSyncやPogoplugといったメジャーなクラウドストレージサービスには及ばないものの、 PicasaやFlickrより限定的に、かつ写真や動画以外のドキュメントを共有したい場合には有効なサービスなのではないでしょうか。

利用シーンとしてパっと思いついたのは、イベントなどで限定された期間内で参加メンバーへ告知・資料を公開する場合です。イベントなどでは期間や参加者が限られるので、パスワードをメンバーに伝達しておき公開しているボードの期限をイベント期間で限定してしまえばイベント後にはアクセスできなくする事ができて便利です。

逆に、ビジネスシーンでこのサービスを利用しようとはあまり思えないのも事実。
有料会員になっても、共有ファイル数が10倍にしかならない。ファイル容量が無くても1カウント取られるのが痛いです。

受けた印象としては、現段階ではビジネスでゴリゴリ使うというよりも、 SNSの機能の拡張としてこのサービスを利用するのがいいのかなと感じました。
年内にはwindows、OSX、iOSやAndroidなどに対応した クライアントが出てくるらしいので今後に期待。

0 件のコメント:

コメントを投稿